みなさん、ポットタイプのジェルアイライナーって使ったことありますか?
私も以前使っていた時期がありましたが、当時はメイクへの情熱よりも面倒臭さが勝ってしまい、すぐにお蔵入りさせてしまった苦い経験があります。それ以降も目に停まったアイテムをちょいちょい使ったり使わなかったりを繰り返しましたが、なかなかメイクフローの中に固定されることはありませんでした。
なぜかというと、おそらくジェルアイライナーという製品自体があまりメジャーではないからかも、と思うんです。「なんだとこのー!メジャーアイテムだぞこのー!!」と仰る方!!怒らないで!!;;あくまでも日本の美容を取り巻く潮流の中では、という意味です。;;
ブランドによってはポットタイプのジェルアイライナーを販売していないところも多く、特にバラエティストアなどでその存在を見かけることはまずありません。アイライナーの主流といえば、やはりペンシルかリキッドなんですね。
でも先日久しぶりに手を出してみたら、今の私にはとっっっっっっても良かったんです!もしまだ未体験の方がいらしたら、試してみる価値アリですよ。今回はそんな記事です。
ペンシルだとスッと極細ラインは引けないし、リキッドだと柔らかいラインが引けないじゃないですか。
このジレンマを一気に解決できるのがいちばんの魅力だと思うんですよね。
私はおもに三つのブラシで描き分けています。
左から、
【太め柔らかライン担当】
BOBBI BROWN - Ultra Precise eyeliner brush
【迷った時はこれ担当】
Bdellium Tools - Eyes 760 eyeliner / brow blush
【極細担当】
Sigma E06
この3本あれば幅広い種類のアイラインを描けるのですが、初めて挑戦してみたいと言う方にとってはいきなり3本買うのもためらわれると思うので・・・
まずおすすめするのは ブデリウムの760番 です。
適度に厚みとコシがある斜めカットの平筆なので、目尻の跳ね上げも綺麗に描けるし、まつげの生え際をスムーズに埋めることもできます。
こちらの筆で慣れて、もっと細い線がひきたくなったらSigmaのような「より細く薄いブラシ」を、また、柔らかい仕上がりが欲しくなったらBOBBI BROWNのような「円形でエッジのたたないブラシ」をお求めになってはいかがでしょうか。
あとね、ジェルライナーの何がいいって
書き心地がアラフォーのまぶたに優しいんですよ。ペンシルのようにぐりぐりしなくていい。まぁペンシルも、柔らかいものを選んで毎回しっかり削れば負担なく描けるんですが、私は根っからのズボラなもので「毎回削る」ができません。もうね、断言しちゃう。だからしょっちゅう削れてない部分の木片がまぶたにブッ刺さる(もはや優しいとか優しくないとかの話ではない)。
更に言うと、「シャープナーを洗うのが大っ嫌い」。あれ今までずっと黙ってたけど、死ぬほどめんどくさくないですか??なんでほっそい穴の奥深くにみっちり芯が入りこむの??しかも蓋が簡単に取れちゃうからドレッサーの中が地獄と化してる時あるよね(`皿´)キー。
それに比べたらジェルアイライナーは使った最後に筆を拭き取るだけ。
なもんで、ごく自然にペンシルとの距離が・・・できてしまったというわけです。(本音をいえば色出しが大好きで使いたいペンシルはいっぱいある。その子たちの存在は見て見ぬフリしている。)
あとリキッドライナーもまぶたにやさしいけど、こっちはこっちでやわらかいラインが引けないし、気に入って使うほどある日突然かすれるという悲劇も。個人的にこの手の事象も苦手なもので、アイライナーに限らず「容量が見えないコスメ」の購入は極力控えたりしています。
そんなわけで、「ペンシルアイライナー」「リキッドアイライナー」それぞれの長所と短所をなんとなくグラフ化して重ね合わせた時、お互いの「短所」の部分をいい感じに引き上げたグラフこそが、私にとっては「ポットタイプのジェルライナー」だったんです。
ちなみに今わたしが使っているのはボビィブラウンとMACですが、elf のアイライナーもとても良かったですよ。発色の良さも滲まなさも、上記のデパコスに引けをとらない仕上がりだと思います。
※滲み耐性は個人差がありますー。
ジェルアイライナーは「メイクに何時間でもかけちゃう!」と言う方や細かい作業が好きな方が手にしたら、メイクに無限の可能性を引き出すアイテムだと思います。
カラーバリエーションも豊富にあるので、これから増やしていきたいです💖